
筑波大学生命環境科学群地球学類
地球進化学主専攻
地球学シリーズ2
地球進化学
地球の歴史を調べ、考え、そして将来を予測するために
指田勝男・久田健一郎・角替敏昭・八木勇治・小室光世・興野純 編
古今書院

地球進化学表紙
スコットランド南部のシッカーポイントにおける不整合の写真.
垂直なシルル紀の砂岩をデボン紀の赤色砂岩が覆う.(写真: 小川勇二郎)
【表紙の説明】
この地層は、今日の地質学の基本的な考え方である「斉一説」(現在の地球で起きている現象は昔の地球でも起きていたと考えられること)を述べたスコットランド人のジェイムズ・ハットン(1726−1797)が、「斉一説」をはじめて思い付いたとされるシッカーポイントの不整合面である。ハットンは後にこの地層を見たときのことを、「永遠というものを目の当たりにして、めまいがした」と書いている。山地(垂直の層)が海底に沈み浸食され、その上に再び厚い地層が堆積するまでには、計り知れないほどの時間が必要であることを、ハットンはこの地層を見て知ったのである。

口絵2 福岡県平尾台の洋群原

口絵3 鶏冠石 As4S4 (Baia Sprie, Maramures, ルーマニア)

口絵5 地質年代区分表(長谷川ほか, 2006を改変)
《目次》
1章 地球の化学像と初期進化
2章 地球の内部構造
3章 地球内部のダイナミクスと地球進化
4章 化石と地球上に残された環境変動の記録
5章 堆積物と堆積岩
6章 プレートテクトニクス
7章 応力・歪み・変形・破壊
8章 地震活動
9章 鉱物
10章 火成岩
11章 変成岩
12章 鉱物資源とエネルギー資源
13章 地球の進化と環境問題